2013年12月4日水曜日

苦いことばの矢

今日は詩篇64篇を学びました。今日の詩篇も敵との戦いの中にある詩人の祈りですが、敵の姿が3、4節に描写されています。
「苦いことばの矢を放っています。」
ところが、詩の後半7節で、今度は、神様が、その人々に向かって同じように矢を射掛けられるという。
不法に人を傷つける言葉を吐く輩は、その仕打ちが我が身にかえってくるということでしょう。
詩篇は詩篇を自分の祈りとして祈るだけでなく、そこに登場する悪者に自分は該当していないか、ということを問われる言葉でもあります。それぞれの置かれた立場を思いやる事もなく、自分の立場から勝手な文句ばかり口にして、人を不用意に傷つけていないか。自分を顧みさせられたことでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿