2013年5月19日日曜日

若き日のモーセ

今日は、若き日のモーセと題して出エジプト記2章からメッセージをしました。若き日のモーセと言っても、0歳から80歳までですから、イスラエルを救う指導者として立つ前のモーセと言った方が精確かもしれません。神様に守られて、パロの娘の子として成長することがゆるされたモーセの誕生も、印象深い物語ですが、大人になったモーセが迫害されている同胞に同情するあまり、エジプト人を殺害してしまい、エジプトに居れなくなってしまうことは、非常に興味深いことです。同胞を救いたいというモーセの若き日の願いは挫折したのでした。彼の行動は、パロの敵意をかっただけでなく、同胞にも理解されないものであった。恐怖と失意の中で、モーセはミデヤンの地に逃れたことでしょう。そこで、同胞を救うなどという夢は捨てて80歳の時を迎えようとする。砕かれたモーセでした。しかし、このモーセが、後に謙遜なリーダーとして使命を成し遂げる。若き日の失敗は、神様のご計画の中にあって決して無駄なものではありませんでした。失敗を乗り越えてこそ、用いられる器になる、私たちを用いようとしておられる神様に期待させていただきましょう。

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