2013年3月6日水曜日

神を恐れて治める者は

今日はサムエル記第二23章からダビデの最後の言葉を学びました。「主の霊は私を通して語り」と霊感を強調するダビデが語った帝王学は、「神を恐れて治める者は、太陽の上る朝の光」と歌います。地上の王国イスラエルを繁栄に導いた最大の立役者ダビデ王の信念、神から教えられたことは、神を恐れて国を治める王こそ、国に繁栄をもたらす、若草を勢いよく成長させる陽の光であると言っているのです。
人の上に立つ指導者が、その行動の動機をどこに持っているか、これが重要です。民意をくみとることは、民主主義の社会においては当然のことでしょうが、しかし、上に立つ指導者に必要なのは正義。反対者がいても信念を貫ける、目に見えない神を恐れて、民のために行動する者、そのようなリーダーがいてこそ、民草は陽の光を受けて育つ初夏の植物のように、それぞれの力を発揮して、結果、国が栄えるということなのでしょう。
私たちの住むこの国もそのような国であることを願うものです。

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