2012年9月19日水曜日

主に伺う

今日はサムエル記第一の29章、30章を学びました。ペリシテの町ガテの王アキシュの元で、対イスラエル戦争に参加しようというダビデ。しかしペリシテの他の首長たちはダビデの裏切りを懸念し、アキシュにつぶやきます。アキシュはダビデを信頼していましたが、首長たちの手前、ダビデを陣営から退かせます。しかし問題はその間に起こっていました。戦士たちのいないツィケラグを、アマレクが襲い、女子供たちをみな連れ去った後だったのです。ダビデの家来たちは悲しみ、ダビデに対する不満が噴き出します。
その時にダビデは祭司エブヤタルを介して、主に伺いをたてたのでした。28章で霊媒師を訪ねるサウルと対照的です。ダビデは略奪隊追撃に成功し、妻子らを取り戻し、分捕りものも得たのでした。これを今まで世話になった人々に分配する。こうしてダビデは王に即位する時を、知らず知らずのうちに準備することとなったのでした。
主に伺いを立てるということは、自分の思いをいったんわきにおいて、神様は何を望んでおられるかということを思いめぐらす事です。大切な決断の時に、自分の思いに縛られず、自分を神様の視点から客観視できること。ダビデは小グループのリーダーでしたが、適切なリーダーシップを発揮したのです。

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