2012年1月7日土曜日

国家存亡の危機

イザヤ書は35章で預言の言葉が中断し、36章はヒゼキヤ王の時代の国家存亡の危機の記事です。多くの国々を滅ぼしたアッシリア帝国、その王セナケリブが将軍ラブ・シャケに大軍をつけて、エルサレムを包囲させた。ラブ・シャケの罵りの言葉に何もかえすことができない人々のなんと非力なことでしょう。しかし物語の最後、撃退されるのはアッシリアの大軍。退却した王セナケリブもその息子たちに殺されるという結末に至ります。歴史の行く末は必ずしも人の思うようには進まない、その中でどのように生きるべきか、考えさせられることです。

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