2011年10月3日月曜日

ラザロ復活の後。

昨日はラザロ復活の後、ユダヤの議会がイエス殺害を共謀する箇所を学びました。「イエスをこのままにしていたらローマ軍がエルサレムを滅ぼすことになる。」この偽りの主張は、彼ら自身がイエスを自分の脅威であるということを隠して、自分たちの願望を実現するためのものでした。

この発言が非常に罪深いのは歴史が証明していることです。イエスを拒否したユダヤ人たちは、紀元70年、自らローマ帝国に反旗を翻して、エルサレム滅亡、ユダヤ人離散という歴史の憂き目を見る事になるからです。

神の国は地上の王国ではないと主張するイエスキリストを真の王として迎え入れていたら、エルサレムはどれほど繁栄していたことでしょうか。それは言葉の上では矛盾を孕んでいますが、真理なのだと思います。自分のことしか考えない指導者は、多くの民を滅亡に招く、非常に教訓に富んだ聖書の言葉でした。

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