2011年3月27日日曜日

預言者故郷に入れられず

 今日3月27日の礼拝説教の聖書箇所はヨハネの福音書4章43節から54節でした。故郷では歓迎されないイエス様が、ガリラヤで歓迎され、王室役人の息子を癒し、この家族はイエス様を信じた。
 この個所、私たちが人間的な関心で読みますと、わからなくなってしまう可能性があります。イエス様はある人を癒し、ある人を癒さないのか。神がおられるなら何故地上に病気で苦しむ人がいるのか。しかしイエスキリストには地上に来られた理由、働きの目的がありました。
 聖書は初め息子の癒しのみ求めていた男が、次第にイエスキリストご自身の本当の姿に目覚めていく様をシンプルな言葉で示しています。イエスキリストが自分の息子を助けてくれた時、彼はこの方が単に病いを癒すだけのお方ではないということを悟るに至ったのです。彼は単に息子の病いを癒していただいただけでなく、家族ごと神のくださる永遠のいのちの恵みにあずかることとなったのです。

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